流通業のマーケティング その1
先日は流通業のマーケティングの第1回。このテーマの講義は第4回まであります。
講師は、フード&ビバレッジビジネス研究所の松原講師。
4回の講座のなかの流れとしては、以下となります。
1)流通業を理解し、今日的な課題を考察
2)小売業のマーケティング手法
3)小売業の実践的な切り口
4)サービス業(飲食)の実践的な切り口
5)商業集積(商店街)の実践的な切り口
で、今回は、1)について。
まずは、流通業の現況として2020年の商業販売額のレビューがありました。
小売業では、百貨店の一人負けの状況(前年比-25.5%)。(by 2021年経済産業省経済解析室)
その後、講義では色々な内容を教えてもらいましたが、
メインとしては、以下の問いに対する演習でした。
個人ワークで考察のあと、グループで議論して発表という流れでした。
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問い:Amazon(ネット)、ドン.キホーテ(リアル)について、下記の切り口から企業特性を考察してください。
(1)対象顧客(誰に)
(2)提供価値・メリット(何を)
(3)マーケティングミックス(どのように)
(4)コロナ禍におけるリスク
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グループワークの途中で、講師から
・中小企業の社長に発表すると想定して、
彼ら・彼女らを「よし、やろう!」という気にさせる内容にしてください。
とアドバイスがありました。
それを受けて、我々のグループの発表としては、
ドン.キホーテ(リアル)の優位性を強調する内容としました。
ポイントとしては、特に、以下を強調しました。
(2)提供価値・メリット(何を): 接客、商品を発掘できる感動
講師からは、以下の点を強調すべきと補足がありました。
(3)マーケティングミックス(どのように): POPの活用
→ POPに関して講義後に調べたら、
ドン.キホーテには、POP職人という専門職もあるそうです。