製造業のマーケティング戦略 その2

本日は、製造業のマーケティング戦略の2回目。

まずは講義。

 

☑(復習)化粧品アスタリフトのクロスSWOT分析 ⇒Key Success Factor(KSF)

dyzo.consulting

マーケティングの4C

・Customer Benefit(顧客ベネフィット)

・Cost of the customer(顧客負担)

・Convenience(入手容易性)

・Communication(コミュニケーション)

☑4Pでの産業財の特徴:Price⇒価格弾力性が低い、Promotion⇒展示会、専門誌 など

 

その後、演習で「以下の消費財エアウィーブ)に関する4Pを整理せよ。」をさらりとやりました

 

で、事例演習。

とある製造業(めん類製造業)のケースが配られて、以下の第1問から第5問に対して、

個人ワーク⇒グループワーク⇒発表⇒講評。

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第1問: 現状を分析し、当社の進むべき方向性(仮説)を提言せよ。また、その理由を述べよ。

第2問: どの市場に取り組むべきか、ターゲットを明確にせよ。また、その理由を述べよ。

第3問: 競合との差別化をどのように行うのか、ポジショニングマップで示せ。

第4問: 重要な成功要因を設定せよ。

第5問: プロダクトミックスを設定せよ。

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診断士2次筆記試験の事例Ⅱと違ったのは、設問文に「制約条件」がほとんどないことかな。

 

さて、グループワークを通じての学びは、

 

・(第1問)現状分析はSWOT分析、方向性を示すのには、アンゾフのマトリクスを使うのも一案。

・社長へのプレゼンでは、平易な言葉で、企業の強みや弱みなどの分析を説明してあげましょう(SWOTとかの言葉は使わず)。

・(第3問)ポジショニングマップ作りは、やはり軸の決め方が難しい。

⇒ 参考1:ポジショニングマップの作成方法と軸の決め方について解説

⇒ 参考2:ポジショニングマップの作り方【9つの成功事例から軸の決め方を紹介】

 

・事例演習にグループで取組むプロセスでは、様々な意見を調整する難しさはあるが

個人ワークでは発見しえない学びが多い。

 

あと、中小企業診断士試験2次筆記試験の事例Ⅱの解答作成プロセスを復習しとこうと思いました(汗)。まずは経営資源チェックするとかね。。