ファシリテーション その2
前回の続き。
ファシリテーションには4つのスキルがあります。
-------------------------------------------------------------------------------------
1. 場のデザインのスキル
2. 対人関係のスキル
3. 構造化のスキル
4. 合意形成のスキル
------------------------------------------------------------------------------------
1.から4.を順番に学んでいきましょうと。
まず 、1. 場のデザインのスキル。
場のデザインの基本としては、5要素あります。
------------------------------------------------------------------------------------
①狙い(目的) : 何のために話し合う?
②ゴール(目標): 何をどこまで決めるの?本日の成果物は?
③プロセス : どんな順番で話し合う?
④ルール : 話し合いのルールは?
⑤メンバー : 何人で話し合う?誰を参加させる?役割は?
------------------------------------------------------------------------------------
先生によれば、特に②の「成果物」を忘れがちだということでした。
たしかに。
また、リアル会議と、オンライン会議の違いは何か?という投げかけがありました。
先生曰く、コミュニケーションの仕方が違う、ということ。
関連して、VAKモデルの紹介がありました。
VAKモデルは、優位な感覚によって、人を3つのタイプに分類するというもの。
3つのタイプとは、以下になります。
・視覚優位(Vidual)
・聴覚優位(Auditory)
・体感覚優位(Kinesthetic)
で、相手がどのタイプかがわかりやすいリアル会議と比較して、
オンライン会議では、相手がどれが優位のタイプがわかりにくいので
コミュニケーションが難しくなる、といった話だったと思います(正確には違うかも)。
まあでも、こういう風に理解していれば、
オンライン会議では、相手がどれが優位なタイプなのかを推察して
意識的に、視覚・聴覚・対感覚のいずれかに訴えるコミュニケーション手段を使うようにする、
といった技が使えるかもしれません。
流通業のマーケティング その2
さあ、流通業のマーケティングの第2回目。
前回の振り返りですが、全4回ある講座の流れとしては以下になります。
1)流通業を理解し、今日的な課題を考察
2)小売業のマーケティング手法
3)小売業の実践的な切り口
4)サービス業(飲食)の実践的な切り口
5)商業集積(商店街)の実践的な切り口
で、今回は、2)の小売業のマーケティング手法について。
まず、講師より、
小売業にとって「地域密着」とは、商圏が半径何メートルぐらいでしょう?
という問い。
答えは、、
↓
↓
↓
↓
↓
↓
これまでは500mだったそうです。
それが、まいばすけっとは300mだそうで。
(ネット検索すると80坪タイプの店舗の商圏は半径500mだそうです)
続いて、上述したように、本講義は2)小売業のマーケティングについてだったので
以下などについての講義がありました。
・小売マーケティング計画を考えるプロセス
・経営計画から見た位置づけ
・事業環境の分析(現状把握と市場機会の発見)
・小売マーケティング目標の設定
・ターゲット市場の設定と消費者ニーズの把握
・小売マーケティング・ミックスの開発
個人的には、講師の
・十中八九、中小企業は「(現状分析の前の)「現状把握」もやれていない
は、ホンマかいなと思いましたが、現実はそのとおりなのかも。。
あと、今回も色んなお店の紹介があり勉強になりました。
そのうちひとつだけ紹介すると、日本酒界の巨人・はせがわ酒店。恥ずかしながら存じ上げませんでした。麻布十番にも店舗があるんですね。。
ファシリテーション その1
先日のテーマは、ファシリテーション。
ファシリテーションといえば、の堀公俊先生による講義でした。
まず!!
-------------------------------------------------------------------------------------
★話し合いは、コンテンツ(内容)×プロセス(進め方)。
→ファシリテーターは、(コンテンツではなく)プロセスにリーダーシップを発揮する。
-------------------------------------------------------------------------------------
いきなりガツンとやられました。。
で、グループワークその1。
問いは、「ファシリテーターは中国語でなんという?(漢字三文字)」
講師より、グループごとに3候補だしてください、と。
私のグループで出たのは、
1. 話易者
2. 論促士
3. 場術師
でした。正解はなんだったと思いますか?
↓
↓
↓
↓
↓
引導士
だそうです。なるほど。。その2につづく。
流通業のマーケティング その1
先日は流通業のマーケティングの第1回。このテーマの講義は第4回まであります。
講師は、フード&ビバレッジビジネス研究所の松原講師。
4回の講座のなかの流れとしては、以下となります。
1)流通業を理解し、今日的な課題を考察
2)小売業のマーケティング手法
3)小売業の実践的な切り口
4)サービス業(飲食)の実践的な切り口
5)商業集積(商店街)の実践的な切り口
で、今回は、1)について。
まずは、流通業の現況として2020年の商業販売額のレビューがありました。
小売業では、百貨店の一人負けの状況(前年比-25.5%)。(by 2021年経済産業省経済解析室)
その後、講義では色々な内容を教えてもらいましたが、
メインとしては、以下の問いに対する演習でした。
個人ワークで考察のあと、グループで議論して発表という流れでした。
------------------------------------------------------------------------------------------------
問い:Amazon(ネット)、ドン.キホーテ(リアル)について、下記の切り口から企業特性を考察してください。
(1)対象顧客(誰に)
(2)提供価値・メリット(何を)
(3)マーケティングミックス(どのように)
(4)コロナ禍におけるリスク
--------------------------------------------------------------------------------------------------
グループワークの途中で、講師から
・中小企業の社長に発表すると想定して、
彼ら・彼女らを「よし、やろう!」という気にさせる内容にしてください。
とアドバイスがありました。
それを受けて、我々のグループの発表としては、
ドン.キホーテ(リアル)の優位性を強調する内容としました。
ポイントとしては、特に、以下を強調しました。
(2)提供価値・メリット(何を): 接客、商品を発掘できる感動
講師からは、以下の点を強調すべきと補足がありました。
(3)マーケティングミックス(どのように): POPの活用
→ POPに関して講義後に調べたら、
ドン.キホーテには、POP職人という専門職もあるそうです。
ロジスティックス戦略 その2
ロジスティックス戦略の2回目。
まずは、以下の内容の講義がありました。
が、長くなるので、本エントリーの一番下にもっていきます。
メインは、ケーススタディでした。4グループに分かれてディスカッション。
内容としては、、
とある企業の経営者からロジスティックス・物流に関する相談を受けた。
事例の内容から、経営者に対して提言する改善すべき事項とその方向性には
どのようなものがあるのかを挙げよ、というものでした。
ケースには、
(1)企業概要
(2)物流体制
(3)ロジスティックス・物流における問題
が記載されていました。
で、肝心のディスカッション。
けっこう難しかったですね。
私のグループでは、方向性をどうするか、という議論から入ったのですが
どうも議論があっちこっちに行ってしまい、まとまりませんでした。
他のグループの発表を聴いて考えたのは、
最初に切り口を決めて、
例えば、物流品質の改善、生産性の改善、在庫コントロールの改善などと決めて、
それぞれの観点から、問題点や方向性を議論したらよかったのかなと考えました。
うーん、内容がまとまらなくてすみません。
-------------------------------------------------------------------------------------------
1. 在庫管理(在庫コントロール)の指標: 在庫日数、在庫回転率、サービス率など
2. 物流コスト管理
(1)物流コストの管理領域: 調達物流も含みます
(2)物流コストの構成要素: 配送費のうち燃料費がばかにならない
(3)物流コスト低減に向けた観点:マテハン導入などいろいろ
3. 物流のアウトソーシング
(1)物流アウトソーシングの意義
②物流事業者の効率的ノウハウの享受
(3)アウトソーシングの範囲:
3PLは、主に輸配送~物流センター所有か、輸配送~物流システム導入の範囲を請け負う
(4)コスト契約: 個建制、従価制(従量制)など
4. 物流コンサルティングの実務
(1)物流コンサルティングのレベル: 戦略レベル、マネジメントレベル、運営レベル
(2)物流コンサルティングの進め方
(3)物流コンサルティング事例
(4)物流コンサルティングの視点: メインは生産性改善(コスト改善)
-----------------------------------------------------------------------------------------------
ロジスティクス戦略
昨日は、第1回診断実習で大変お世話になった、
田村講師による「ロジスティックス戦略」の講義でした。
色々と学びはありましたが、一番の学び&衝撃だったのは、
「物流センターの機能」というテーマで、講師が紹介してくださった、
株式会社MonotaRO(モノタロウ)の笠間ディストリビューションセンターの説明動画(on Youtube)でした。
講義資料を振り返ると、
物流業務を効率化するための機器・器具である「マテハン(Material Handling)」の
説明のなかで、様々な種類のマテハンを紹介してくだったなかで登場したのが、
笠間ディストリビューションセンターの、
自律搬送型ロボット「Racrew」だったと思います。
ピッキング担当者が商品棚まで移動するのではなく、
「Racrew」によって、商品棚がピッキング担当者のところまで移動してくるのです。
この動画は本当に衝撃でした。
で、色々調べてみたら、「Racrew」はラックルと読む、日立の製品なんですね。
棚搬送ロボットだそうです。