組織戦略
昨日は、組織戦略。講義の流れとしては↓
1)(講義)前回講義のフォローアップ
2)(講義)日本の働き方の変遷
3)(講義)人的資源管理における組織戦略論 →賃金や評価についてのミニワーク
4)(演習)ケース事例
それぞれに印象に残った学びを書きます。
1)(講義)前回講義のフォローアップ
前回ケース事例では、中小企業のコンサルティングを行うことになった場合を想定して、
ヒアリングで得た(想定)情報をもとに、
現状の問題点を客観的に分析し取り組みの方向性を示す
というワークをやりました。
その前提のヒアリングのポイントとして、以下が挙げられると。
ヒアリング項目を考えるときの切り口の話と捉えました。
①組織の3要素が機能しているか?
⇒切り口:バーナードの組織の3要素
- 共通目的
- 貢献意欲
- コミュニケーション
②経営管理の4原則の視点から、組織が機能しているかを検証する。
⇒切り口:
- 専門家の原則
- 権限・責任一致の原則
- 統制範囲の原則
- 命令統一性の原則
ほかに紹介されたフレームワークとしては、マッキンゼーの7Sや4Pや4Cがありました。
個人的には、上記の話を、
SWOT分析をやるときに、VRIO分析やPEST分析、5フォース分析なども併せて使うという話につなげて考えれたのが良かったです。
2)(講義)日本の働き方の変遷
⇒戦前から現在までの、日本の働き方の推移をまとめていただきました。
最近出てきたと思っていた「ジョブ型」というのが、すでに戦後から登場していたんだというのが発見でした。
3)(講義)人的資源管理における組織戦略論 →賃金や評価についてのミニワーク
⇒昨日のコア部分。全体の流れとしては、以下でした。
1. 人事制度の基本的な考え方
2. 人事制度を診断する際のポイント
3. 演習(上記4))
そもそも2.の中の賃金管理のところで、給与の構成を改めて学び勉強になりました。
・給与ってまず基準内賃金と基準外賃金に分かれる
・基本給のなかに職能給とか職務給とか入ってる
・職務給と職能給の違い、とか。。
あと、MBO(目標による管理)に対する誤解、もやったんですが見事に誤解してた(汗)。⇒参考
4)(演習)ケース事例
ケース事例は、とあるイベント企画会社の事例でした。
問い:
現在、人事制度がない中小企業から、新たに制度構築をしたい・・という相談を受けました。ヒアリング情報、及び添付資料から、現状分析を行い、問題点を把握し、課題(制度構築の方向性の素案)を形成してください」
ケース事例の内容も書かないので、私が参加したグループの発表内容も割愛します。