創発的戦略とは?~江崎グリコ社と小林製薬社~

本日は、創発的戦略について。

まずは、講師の講義から、以下について学びました。

 

1. 創発(自律)的戦略とは?

2. 創発(自律)的戦略実現のポイント

3. 創発(自律)的戦略が見られるパターン

 

その後、

4. 創発(自律)的戦略を考える

ということで、

小林製薬社と江崎グリコ社の(創発的戦略の)ケースを題材に、

以下の点についてグループワークを行いました。

・良い点

・悪い点

・限界

・うまくいくための外的・内的条件とは?

・計画的戦略とのバランスをどのようにとる?

 

本グループワークと講師の講評を通じて、学んだ点は以下のとおり。

 

・製品開発:

A社は、開発企画部と研究所が製品開発を担っていて、「効率的」に情報が集められる。

B社は、全従業員が製品開発に関わる提案制度があり、「多くの」アイデアが集められる。

(一方、B社は製品開発チームが一般従業員と比べて圧倒的な商品開発力をもっている)

 

・内的条件:

A社は良いアイデアがでる・楽しめる風土である一方、B社は協力的風土である。

 

・計画的戦略とのバランスのとり方:

A社は、日常業務を圧迫しない工夫をしており、

B社は、日常業務を効率的に行う工夫をしている。

 

創発的戦略といっても、アイデアを出す仕組みや計画的戦略とのバランスのとり方には色んなパターンがあるのだなと。