実践なき理論は空虚であり、理論なき実践は盲目である
昨日は、午前と午後ともに「実行のマネジメント」の講義。
まず、講師からのアドバイスとして、以下がありました。
・経営学の理論の理解力と活用力を高めましょう
経営理論は、現実の経営現象の10~30%しか説明できないけれど、
経営者を説得するのに理論が必要な場面もある、ということでした。
『実践なき理論は空虚であり、理論なき実践は盲目である』
(↑講義ではとある方の言葉として紹介されましたが、調べてみるとオリジナルがどなたかは不明)
次に「実行のマネジメント」で扱う領域。
1)計画通りに進めるための取り組み
2)工程管理
3)計画実行を支援する経営学のいくつかの考え方
1)では、PDSに始まり幾つか紹介がありましたが、初めて聞いた言葉として
OODA
がありました。
OODAは、Observe(観察), Orient(情勢への適応), Decide(意思決定), Act(行動)の略語のようです。
2)はオペレーションズリサーチなど、3)は動機づけ理論など。
そして、
「実行のマネジメント」は中小企業において問題になるか?
という問い。
結論、上記1)~3)は問題になりにくい、とのこと。理由は割愛。
次に、演習。参考資料が渡され、以下の問いについてグループで考え、発表。
・中小企業の場合、成果に差が出るのは、どういう時?
・何が原因でうまくいかなくなるのだろうか?
「戦略(立案)」「組織(実行)」「戦略と組織の関係」の視点で考えよう。
グループワーク後に出てきたポイントとしては、以下(だったかな?)
・環境「変化」に適合できていない(時)
・環境(市場)と戦略や組織との適合ができていない(時)
・戦略と実行が整合していない(時)
次に、上記を踏まえて、「環境適合と環境変化」について。つづく。